COMPANY PROFILE
工場案内

ごあいさつ

大阪府柏原市の印染め(しるしぞめ)工場。
デザインから、型紙の彫刻、意匠の染め付け、仕立て作業まで。
ハッピ・のれん・のぼり、印染め別注承ります。

岡田染工場は、大阪府柏原市に在所する小さな染めもの工場です。
生駒山系の最南端”高尾山(たかおやま)”を臨む長閑な環境の中で、親子二代にわたり昔ながらの手仕事を続けてまいりました。
印染めを生業に、祭りハッピ・店舗のれん・のぼり旗・名入り風呂敷・記念手ぬぐいなどのオーダーメイドを承っております。

印染めは、その名の通り「印を(ハッキリクッキリと)布地にあらわすための染色技術」を示す言葉です。
江戸時代の印半纏職人が用いた造語であるといわれ、より広い意味合いを持つ「型染め」を基にした染色技術です。
岡田染工場では、印染めのひとつ「シルクスクリーン両面手捺染(りょうめんてなっせん)」を実践しています。

印が担う役割はさまざまです。
家系をあらわす家紋、商品やサービスの目印となる商標、CI計画に使用されるロゴタイプ・注意を促すピクトグラムなど、
色や形も多種多様ですが、いずれも曖昧な姿を嫌います。輪郭が滲んだ印は際立つことがなく、充分にその役割を果たすことができません。

岡田染工場は「お客様の印を確かな姿として布地にあらわすこと」を第一に、より丁寧な手仕事を心がけてまいります。
印・意匠のデザインから、型紙の彫刻、染め付け、仕立て作業に関することまで、どうぞお気軽にお問い合わせください。

店主は高等学校でグラフィックデザインを、大学ではリトグラフ(石版画)と絵画の制作方法を学びました。
今後とも印染めが持つ可能性を追求し、社会の皆様に広くご提案してまいります。

二代目店主 岡田 元

店主略歴

絵を描く染め職人。岡田 元

絵を描く染め職人。

岡田 元 Okada Hajime

印染め職人。岡田染工場代表。大阪芸術大学美術学科卒。
在学中は版画家の船井裕に師事し、絵画とリトグラフ(石版画)の制作方法を学ぶ。
1996年より家業である「印染め」を生業に、意匠制作から、型紙の彫刻、意匠の染め付けまでの制作行程を"ほぼ機械類を使わずに”行っている。
趣味は孔版画(シルクスクリーン版画)の制作と展示。

賞歴
1990年
毎日・DAS高校生デザイン賞/グラフィックデザイン部門最優秀賞
2008年
第34回大阪日曜画家展/産經新聞社賞

会社概要

屋号
岡田染工場
代表者名
岡田 元
所在地
〒582-0008 大阪府柏原市古町1-3-21
創業
1965年(昭和40年)
電話&FAX
072-972-3339
営業時間
平日AM8:30~12:00/PM13:30~17:30(日・祝祭日休業、不定休)
E-mail
info@okadasome.jp
事業内容
印染め(しるしぞめ)、印染め製品の意匠制作、岡田染工場オリジナル布雑貨製品の企画製造販売
営業品目
ハッピ・のれん・のぼり・各種旗・各種幕・風呂敷・手ぬぐい・ほか印染め製品全般

アクセス

交通アクセス

※ご来場の際は前々日までに必ずご一報くださいますようお願いします。

  • ・JR大和路線/近畿日本鉄道道明寺線「柏原駅」から徒歩4分
  • ・近畿日本鉄道大阪線「安堂駅」から徒歩14分
  • ・西名阪自動車道「藤井寺インターチェンジ」から車で20分~30分
  • ・近畿日本鉄道道明寺線「柏原南口駅」から徒歩6分
  • ・近畿日本鉄道大阪線「堅下駅」から徒歩17分
  • 工場外観
    岡田染工場外観写真。
    工場北側から撮影。
  • 工場看板
    岡田染工場看板の写真。
  • 工場内観
    工場内の様子1。
  • 工場内観
    工場内の様子2。
屋外駐輪・駐車スペース

屋外駐輪・駐車スペースについて

工場の北側に軽自動車1台分の駐輪・駐車スペースがございます。
乗用車等でご来場の際には下記のコインパーキングをご利用ください。

  • ・「タイムズ柏原駅前第3」から徒歩1分
  • ・「タイムズ柏原駅前」から徒歩4分
  • ・「SPARK(スパーク)柏原3」から徒歩3分
  • ・「大正通りポケットパーキング」から徒歩4分

沿革

昭和40年創業。時代の移り変わりと職人の手仕事

1963年
先代 岡田明が徳永染工旗店(大阪市淀川区)にて縁蓋染め(えんぶたぞめ)、ならびにスクリーン手捺染による各種旗の制作方法を学ぶ。
1964年
同じく石川染工(大阪市東淀川区)にて筒描き染め(つつがきぞめ)による各種暖簾の制作方法を学ぶ。
1966年
工場建屋を新築、捺染台(約1.2m×約5.5m)を設置。
1973年
工場建屋を増築。このころは浴衣生地の生産も行っていたが、次第に「祭りハッピ(印半纏)」の受注生産が主軸となる。
1996年
二代目となる岡田元が先代のもとでスクリーン手捺染(てなっせん)による祭りハッピや暖簾の制作方法を学ぶ。
1999年
工場建屋を増築。
2014年
岡田元が事業を継承。
2021年
ホームページをリニューアル。
  • 原田旗店の玄関先にて
    1963年撮影:原田旗店の玄関先にて。
    写真右端が修業時代の先代(岡田明)。
  • 先々代(岡田清二郎)と店主
    1975年撮影:先々代(岡田清二郎)と店主。
  • 先代と店主
    2019年撮影:先代と店主。
    地元地車(だんじり)の前にて。

制作事例

  • ハッピ
  • のれん
  • のぼり
  • 帆前掛け/手ぬぐい/コースター
  • 意匠制作

工場内見学のご案内

工場内見学のご案内

岡田染工場では「印染め製品展示販売室ならびに
工場内の見学」を受け付けています。

見学の詳細を見る